幼児・おうち遊び
家でできる神経衰弱・仲間分け遊び:3〜6歳のスクリーンなし遊び
同じものを探す、めくって覚える、仲間に分ける、数える、次を考える。こうした遊びは、何も買わなくても家にある靴下やトランプ、積み木、おやつで十分できます。年齢の目安ごとにまとめたので、夕飯前の10分から始めてみてください。
用意するもの:家にあるもので大丈夫
- トランプ、またはペアになったカード。紙を切って、同じ絵を2枚ずつ描いてもOK。
- 洗濯した靴下。大人と子どものものをまぜて。
- 積み木、ブロック、ミニカー、動物のぬいぐるみ。
- おやつ:小さなビスケット、ボーロ、カットしたくだもの。
- 仲間分けの「おうち」にする、お皿やコップ、かごをいくつか。
マッチングと神経衰弱
マッチングは同じものを2つ見つける遊び、神経衰弱はそれを裏返して、どこにあったかを覚えておく遊びです。いちばん始めやすいのは靴下です。
- 靴下合わせ:洗濯物の靴下をベッドに広げて、同じものを2つ見つけてもらい、ペアごとに並べる。
- 神経衰弱の準備:トランプから何組か選び(Aを2枚、5を2枚など)、混ぜて裏向きに並べる。
- 順番に2枚めくる。同じならもらえて、違ったら裏に戻して次の人へ。
- めくる前に声に出す。「さっきの5、ここだった気がする!」思い出し方を子どもが耳で聞けます。
- 全部なくなったらおしまい。だれが何組取れたか数えてみる。
3歳なら3〜4組から。最初に一度表向きで見せてから裏返しましょう。ときどき大人が「どこだっけ?」と忘れたふりをすると、子どもは得意げに教えてくれます。
仲間分け:それぞれの「おうち」へ
仲間分けは、ひとつのきまりで物をいくつかのグループに分ける遊びです。いちばん分かりやすいきまりから始めて、少しずつ難しくしていきます。
- 色:赤い積み木はこのお皿、青い積み木はあのお皿。
- 大きさ:大きいミニカーと小さいミニカーで左右に分ける。
- 種類:空を飛ぶ動物、水の中の動物、陸の動物。
- 洗濯物:パパの、ママの、自分の。
- きまりを変える:同じおもちゃを色で分けたあと、「ほかの分け方はある?」と子どもに考えてもらう。
数遊びと「つぎはなに?」
- おやつで数える:「ビスケット3つね。1つずつ数えてみて」
- 1つ増やす、1つ減らす:「もう1つあげる。いくつになった?」「1つ食べたら?」
- 階段で数える:のぼるときは数え、おりるときは逆から数える。
- 積み木の並び:赤・青・赤・青と並べて、次は何かを聞く。
- 体で並び:手をたたく、ひざをたたく、手、ひざ……と続けてもらう。
- 役を交代:子どもに並びを作ってもらい、大人が答える。
年齢の目安:簡単なところから
| 遊び | 3歳ごろ | 4歳ごろ | 5〜6歳 |
|---|---|---|---|
| マッチング | 靴下、同じ絵カード2枚 | トランプで同じ数字 | まったく同じでなく「関係のあるもの」、たとえば動物とその食べもの |
| 神経衰弱 | 3〜4組、最初に表を見せる | 5〜6組、順番にめくる | 8組以上、自分で点数を数える |
| 仲間分け | 色で2つに分ける | 大きさや種類で3つに分ける | 自分できまりを考え、理由を話す |
| 数遊び | 3〜5まで数える | 10まで数え、その数だけ渡す | 1つ増やす・減らす、簡単なたし算・ひき算 |
| 並び | 赤青赤青(AB) | 赤赤青、赤赤青(AAB) | 自分で問題を作って大人に出す |
年齢はあくまで目安で、進み方は一人ひとり違います。難しすぎたら一歩戻り、簡単すぎたら少し変化を加えましょう。いちばん大切なのは、子どもがまだ遊びたがっているうちにやめること。次は子どものほうから誘いに来てくれます。
皓仔パパのやり方
フルーツパークの6つのミニゲームは、この記事の遊びと同じ種類です。だれがたべる(マッチング)、めくりっこ(神経衰弱)、みつけよう、わけっこ(色やすむ場所で仲間分け)、かぞえよう、つぎはなに(並びのきまり)で、むずかしさは3段階。雨の日や待ち時間には、その日に遊んだ実物の遊びを、画面の上で続けることもできます。
でも、もしひとつだけ選ぶなら、私はこの記事の靴下とトランプを選びます。
よくある質問
負けが続くと遊ばなくなってしまいます。
カードの枚数を減らすか、協力ルールにしてみましょう。みんなで探して、最後の1組が見つかったら全員の勝ち。大人がときどきわざと間違えるのもおすすめです。
3歳でまだあまり数えられません。大丈夫?
進み方は一人ひとり違います。まずは1〜3から、毎日の生活の中で何度も数えてみましょう。発達について気になることがあれば、小児科医や保育園・幼稚園の先生に相談してください。
1回にどれくらい遊べばいいですか?
数分から10分ちょっとで十分です。疲れるまで続けるより、まだ楽しいうちに終わるほうがうまくいきます。
この記事は一般的な子育て情報であり、医療や専門家のアドバイスに代わるものではありません。お子さんの発達や健康で気になることがあれば、小児科医などの専門家にご相談ください。
雨の日の切り札に
フルーツパークの6つのミニゲームは、この記事と同じ遊び方です。マッチング、めくり、さがしもの、なかま分け、かぞえる、つぎはなに。