家族旅行・食事
子連れ海外旅行の食事:注文の前に準備したい7つのこと
子どもと海外へ行って、いちばん疲れるのは歩くことより食事かもしれません。大人がまだメニューとにらめっこしているうちに、子どもはおなかが空いてぐずり始めます。食事も旅程の一部として準備しておくと、ずいぶん楽になります。
出発前:現地の食事のしかたを知っておく
食事の習慣は国によって大きく違います。日本のラーメン店や定食屋は入口の券売機で食券を買う店が多く、カウンター席が中心です。韓国の焼肉店は2人前から注文が必要なことがよくあります。タイの屋台は全体に辛めです。ヨーロッパのレストランは、台湾に住む私たちの感覚よりずっと夕食の時間が遅めです。出発前に10分調べておくだけで、現地で戸惑うことがぐっと減ります。
- 現地の食事の時間を調べて、行列ができる時間帯を避ける
- よくある注文のしかたを確認する(券売機、カウンターで注文、テーブルで注文、タブレット注文)
- チップが必要か、カードが使えるかを調べる
- 子どもが好きそうな現地の料理名をいくつかメモしておく
食事の時間を旅程に組み込む
おなかが空いた子どもは待てません。わが家では食事の時間を30分〜1時間早めにして、混み始める前にお店に入ります。観光スポットは食事と食事の間に入れて、空腹のまま見て回ってから食べる場所を探す、ということがないようにしています。
メニューが読めないときは、まず3つを確認
写真つきのメニューでも、どんな味なのか、辛いのかどうかは意外とわかりません。注文の前に次の3つを確認しておくと、失敗がかなり減ります。
- 主な食材は何か(鶏肉、豚肉、牛肉、魚介)
- 辛いかどうか、生ものが入っているか
- 量はどのくらいか、子どもの分を別に頼む必要があるか
私はスマホでメニューを撮って翻訳して読み、店員さんに辛くない料理をおすすめしてもらうこともあります。翻訳ツールは料理名を理解する助けになりますが、味や食材は最終的に店員さんに確認するのがいちばん確実です。
アレルギーや食べられないものがあるとき
子どもに食物アレルギーがある場合は、出発前に別途しっかり準備してください。その場の翻訳だけに頼るのは危険です。このテーマは「子どもに食物アレルギーがあるとき、海外旅行の前に『アレルギーカード』をどう準備するか」という記事にまとめています。アレルギーがなくても、パクチーや唐辛子、刺身など子どもが食べないものをメモしておき、注文のときに一緒に伝えると安心です。
席選びで食事はずっと楽になる
- カウンター席は小さな子どもにはあまり向きません。小さい子連れのときは、テーブル席があるか先に聞いてみましょう
- 子ども用の椅子や食器を用意しているお店もあるので、席につくときに聞いてみましょう
- 通路側で厨房から少し離れた席だと、子どもが立ち上がるときも楽です
現地のことばをいくつか覚えておく
たくさん覚える必要はありません。「ありがとう」「辛くしないでください」「子ども用の椅子はありますか」「お会計お願いします」くらいで十分です。子どもにも「ありがとう」をひとつ覚えてもらうと、店員さんはたいてい喜んでくれますし、子どもも自分が旅に参加している気持ちになれます。
食事を旅の思い出にする
わが家では、子どもが毎日ひとつ食べてみたい現地の料理を選び、食べ終わったらみんなで点数をつけます。「連れて行かれて食べる」から「自分で選んで食べる」に変わると、好き嫌いがかなり減りました。帰国してからいちばんよく話題にのぼるのも、そのときの食事です。
よくある質問
幼児連れの海外旅行に食べ物は持っていくべきですか?
子どもが食べ慣れたおやつを持っていき、移動中や行列、観光の合間に食べるとよいでしょう。持ち込み禁止のお店も多いので、お店に入ったら出さないようにします。また、肉類や卵、生の野菜・果物の持ち込みには入国先のルールがあることが多いので、没収や罰金を避けるため出発前に確認してください。
子どもが現地の料理に慣れないときはどうしたらいいですか?
毎食現地の料理にこだわる必要はありません。スーパーやコンビニ、チェーン店には子どもが食べ慣れたものがたいていあります。1日1食は「安全パイ」の食事にすると、みんなが楽になります。
翻訳アプリだけで注文しても大丈夫ですか?
翻訳はメニューを読んだり店員さんとやりとりしたりする助けになりますが、機械翻訳には誤りもあります。食材や辛さ、アレルゲンは、最終的に店員さんに確認してください。
この記事は一般的な子育て情報であり、医療や専門家のアドバイスに代わるものではありません。お子さんの発達や健康で気になることがあれば、小児科医などの専門家にご相談ください。
海外で注文するための小さな道具をつくりました
メニューを撮るだけで料理ごとの説明とよくあるアレルゲンがわかり、決まった注文はそのまま店員さんに見せられます。